漢方ブログ
毛細血管拡張症は皮膚表面の血管が拡張したまま収縮しにくくなることで赤みが生じる病気(赤ら顔)です。
酒さとよく似ていますがこちらは炎症を伴わないため赤み以外の自覚症状がほとんどありませんが血管自体はもろくなっている為出血は起こりやすくなります。
40代府中市在住の女性
最初は小さな水ぶくれが手にできるのですが時間が経つにつれてだんだんと大きくなっていきます。
水泡が破れるとすごいかゆみがでてどうしても手をかいてしまって血がでてきたりと搔き壊してしまって困ってます。
ヘパーデン結節における漢方治療は、
漢方での治療は、瘀血(血行不良)、熱邪(炎症)を改善するという方法を用います。
また冷邪(冷え)、湿邪(津液の停滞)、血虚(ホルモンバランスの乱れ)といった体質の違いもふまえて改善をおこないます。
ヘパーデン結節がおこる原因を根本から治療するため、症状が出ている指だけでなく他の指も守ることが出来ます。
ヘパーデン結節とプシャール結節は、第一関節と第二関節と部位が違いますが、漢方治療においては同じ治療方針でおこないます。
これを異病同治といい、病名ではなく体質や症状を中心に考えるためです。
ヘパーデン結節は人差し指から小指の第一関節が腫れる、曲がる、痛みがでるといった症状にくわえ、症状が進行すると関節の変形もおこります。
また指の第二関節部に同様の症状があらわれた場合はブシャール結節といいます。
ヘパーデン結節やブシャール結節がおこる原因としては、指の使いすぎや体内のホルモンバランスの乱れ、老化による軟骨成分の減少、指先の血行障害などがあるといわれています。
もっとも発症する年齢は、40代からでとくに妊娠時、出産後、更年期に起こりやすいです。
主に女性におこりますが男性も極まれに発症することがあります。
ヘパーデン結節やブシャール結節は放っておくと徐々に進行していき骨変形がおこり指はぼこぼことしており常に曲がった状態で動かしにくくなります。そのため痛みや違和感がでた場合は早期から指先の血行をよくし、炎症を抑えることが悪化の予防につながります。
仕事柄よく話すことが多いのですが、その日はとくにたくさんしゃべり終わるころには少し声がかすれていました。
そのまま食事会に参加しビールやワインを1杯づつのみその日は寝ました。朝には良くなっているだろうと思ったのですが、声がれはさらにひどくなり気の抜けた声しか出せなくなりました。
熱や咳はなく、のどが少しだけひりひりします。