漢方ブログ

漢方と食事 春と夏

それぞれの季節が身体に及ぼす特徴や季節にあった漢方薬・食材を簡単にまとめました。

春と夏の特徴は、

春は肝系(自律神経系:イライラや落ち込みなど)のトラブルが多く見られる季節ですので気をめぐらせる「春の七草」などの山菜がおすすめです。
漢方は疏肝理気(気をめぐらせ動かす)の効果のある加味逍遥散や抑肝散、柴胡疎肝湯などよいです。


夏は高温多湿で身体に熱がこもりやすく、身体に水がたまりむくみやすくなります。

そのため身体の熱をさます「にがうり」や水の代謝をよくする「枝豆」などをたべると夏バテ防止につながります。
漢方は滋陰降火(熱をとり潤す)の効果のある黄連阿膠湯や白虎加人参湯、瀉火補腎丸(知柏地黄丸)などがよいです。
 

[2023/08/26]