漢方薬はいくつもの生薬を組み合わせて作られる薬です。患者さまの症状に合った生薬の組み合わせ(処方)が生み出されてきました。それをもとに、日本の現状に合わせて発展してきたものが漢方薬です。
よくあるご質問
恐れ入りますが、当薬局では保険のお取り扱いはございません。
子宝相談・皮膚病・自律神経失調症等です。
●子宝相談ですと、それに伴う月経困難、月経痛、生理周期不全、不正出血、、子宮内膜症、子宮腺筋症、高プロラクチン血症、PMS(月経前症候群)、冷え性、男性不妊などがあります。
●皮膚病ですと、アトピー性皮膚炎、ニキビ、汗疱湿疹、帯状疱疹、火傷、脂漏性湿疹、掌蹠膿疱症、蕁麻疹、吹き出物、イボ、白癬などがあります。
●自律神経失調症等ですと、不眠、不安感、腹部、腹部膨満感、喉の異物感、落ち込み、イライラ、ホットフラッシュ、やる気が起こらない、息苦しい、眩暈、動悸などがあります。
その他のご相談ですと、美容、痩身、爪白癬、高血圧、癌、頭痛、腰痛、糖尿病、肩こり、更年期障害、脳梗塞、脳出血、眼底出血、痔、水虫等があります。
ペットのご相談もございます。皮膚炎を起こしている、喘息がある、腫瘍が出来ている、毛並みや艶が悪い、健康維持等のご相談が多いです。
病状は急性病と慢性病に大別できます。足のつり、軽い風邪等の急性病でしたら、1包で効果が表れます。しかし慢性病ですと一定の時間が必要です。どの位で効果が表れるかは、病状の長さやその人自身によりますが、多くの方は2~4週間の間に効果を実感できています。
西洋医学は西洋医学の理論に基づき病気を抑えます。それに対し漢方薬は中医学の理論に基づき病気を抑えます。中医学は、その人の持つ体質を踏まえた上で、病気及びその原因を探り根本からの改善を行います。
どちらが優れているというものではなく、それぞれに得意、不得意があります。
もし病院に行っても原因がはっきりとはわからない、中々治らないといった場合でも、効果的な薬をご提案出来ることが多々あります。
いいえ、違います。身体の状態は日々変化していくもので、病状もそれに伴い変化していきます。更に日本は四季が在る為、季節によっても変わっていきます。その時々に合った漢方薬を服用することが必要です。
その為愛徳薬局では、薬の内容が変化してもお値段は、変わらないようにしています。
西洋薬はおもに化学合成された薬ですが、漢方薬は天然の植物・動物・鉱物などをそのままに使用しています。
そのため一般的には漢方薬とその他の薬が重なることは少ないです。しかし西洋薬の中には強く症状がでたり、副作用で新たなものがでる可能性もあります。
もし漢方薬を併用する場合にはご相談ください。
漢方薬に使用されている桂枝はシナモン、生きょうや乾きょうはしょうが、大棗はナツメ、甘草は甘味料、山薬はじねんじょ、葛根はくず湯にも使われるくずなど、私たちが普段口にしている食品が多くあります。
なかには強い作用をもつ生薬もありますが、古代中国から現代にいたるまで、さまざまな臨床経験をつみ重ねどういう人につかうと悪い結果がでるかも十分に研究がなされています。その結果、副作用を軽減し目的の作用を強くする生薬の組み合わせがなされているのが漢方薬です。
一般的に副作用とされているものは適応の誤りが多いです。葛根湯ひとつとりましても誤った使いかたをしている方が大勢います。葛根湯はのど風邪にはあまり効果がありません。それにもかかわらずのど風邪に葛根湯を使用しているかたが大勢います。病名ではなく症状、体質にあった漢方薬を使用することが大切です。
漢方には安胎薬という妊娠中に飲んでいると流産を予防して安産となり、子供も健康になり産後のひだちもよくなる漢方薬があります。
他にも妊娠中のつわり、むくみなどの症状を改善する漢方薬もございます。
もちろん全ての漢方薬が使用できるわけではありません。過度の発汗剤や下剤などは注意が必要です。
もし漢方薬を服用する場合はご自身で判断せずご相談ください。
まずくて飲みにくいというイメージが強いですが、子供の症状によく適応される漢方薬で甘くて飲みやすい漢方薬もございます。まずいものを飲ませようとがんばると子供は敏感に感じとりいやがることも多々あり、薬ではなくおやつでもあげるかのようにすると不思議とのんでくれることもあります。
どうしてもまずくて飲めない場合はジュースやお茶にとかす、お砂糖やハチミツをくわえてるといった方法もあります。