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その指関節の痛みはヘパーデン結節・ブシャール結節の始まりかも?その①

ヘパーデン結節は人差し指から小指の第一関節が腫れる、曲がる、痛みがでるといった症状にくわえ、症状が進行すると関節の変形もおこります。
また指の第二関節部に同様の症状があらわれた場合はブシャール結節といいます。

ヘパーデン結節やブシャール結節がおこる原因としては、指の使いすぎや体内のホルモンバランスの乱れ、老化による軟骨成分の減少、指先の血行障害などがあるといわれています。

もっとも発症する年齢は、40代からでとくに妊娠時、出産後、更年期に起こりやすいです。
主に女性におこりますが男性も極まれに発症することがあります。

ヘパーデン結節やブシャール結節は放っておくと徐々に進行していき骨変形がおこり指はぼこぼことしており常に曲がった状態で動かしにくくなります。そのため痛みや違和感がでた場合は早期から指先の血行をよくし、炎症を抑えることが悪化の予防につながります。

一般的な治療法としては保存療法や急性期における少量の関節内ステロイド注射を行います。

痛みや変形が酷いときは、手術によるコブ結節の除去や関節を固定するといった方法がとられます。

また結節ができるのは1本の指のみというわけではなく、すべての手の指10本ともに起こる可能性があります。

漢方薬での治療法は次のブログでご紹介いたします。

[2023/04/11]