漢方ブログ
血液は心臓から送り出され、肺、脳、手足の末端といった全身にいきわたります。
そのさいに身体に必要な「栄養素」「酸素」「水分」を運び不要な老廃物は回収していきます。
血液の流れがわるいとこれらの働きがうまくいかずに「体温調節がうまくできない」「免疫力の低下」「気分の浮き沈みが激しくなる」
といった自律神経にも影響がでます。
毛細血管が老化することによって、ゴースト血管が生まれます。
血液の流れや血管がもろくなると
高血圧・心筋梗塞・脳出血・頭痛・高コレステロール血症・しびれ
など様々な事がおこってきます。
朝起きると肩に痛みがあった。寝違えとおもいしばらく様子を見ていたが日に日に痛みが増していき10日目には首が動かせなくなった。
痛み止めを服用しても痛みが治まらないとのこと。
漢方薬はずっと同じ薬を服用するのではなく症状や体質の変化、季節に合わせて内容を変えていきます。
花粉症も同じで春先は水のような鼻水がでていたのに、春の後半になって「鼻づまり」や「目のかゆみ」がおこってくるようでしたら症状に合わせて漢方薬を変える必要があります。
30代男性(国立市)
毎年花粉の季節になると鼻水がとまらなくなります。
つらくて抗アレルギー薬を使うのですが、眠気からか頭がぼーっとなってしまいます。
そんな状態だと仕事に支障がでるので、
漢方薬なら眠くならないとのことなので市販の小青竜湯をのんだのですが効果があまりなかったです。
自己判断で選ぶよりは一度漢方の専門の方に見てもらおうと思い相談に来ました。
においは鼻の奥にある粘膜ににおいの成分が届き、それが神経を通って脳に伝わることでにおいを感じることが出来ます。
鼻炎で鼻の通りがわるくなる・ウイルスや薬で嗅神経がダメージをうけるといったことがおこると匂いをうまく感じ取ることが出来なくなります。
嗅覚障害は長引くとなおりにくくなることもありますので早めのケアが大切です。