漢方ブログ
皮ふの乾燥 アトピー
38歳 女性 小平市
空気が乾燥してくるとかゆみがひどいです。
肌が乾燥して朝起きると布団や服に白っぽい粉状の皮ふがたまってます。
かき壊したところは黒ずんできていて何とかしたくて相談にうかがいました。
問診をしていくと脾虚により陰虚が引き起こされていることが原因でした。
これは胃腸が弱くうまく血や津液つくることが出来ないため、
身体をうるおすことが出来ていないという状態でした。
イメーイメージとしては雨が降らない砂漠のような乾燥した状態です。
便通もわるく3日以上でないことも多いそうです。
化粧水やクリームで保湿をおこなうことは大切ですが、身体の中が乾燥している場合は砂漠にじょうろで水をまいているのと変わりがありません。
そのため身体を中から潤していく漢方薬を用いると同時に脾胃の状態の改善もおこなっていきました。
漢方薬を服用して1か月後には便通が改善され3か月後には乾燥感が和らいでいき起床時の皮ふの落屑（らくせつ）も少なくなってきました。
6か月後には皮膚の乾燥感もなくなり肌の状態も改善されてきました。
「中から改善していく事でこんなに変わるとは思いませんでした。これからも漢方薬を続けていきたいです」とのうれしいお言葉をいただきました。
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[2021/11/26]