漢方ブログ
自律神経失調 検査は正常でも・・
交感神経(興奮を司る)と副交感神経(リラックスを司る)の神経のバランスが崩れることによって起こります。通常、日中は交感神経が活発に、夜間は副交感神経が活発になります。このため昼間は元気に、夜はぐっすり眠ることが出来ます。このバランスが崩れてしまうのが自律神経失調症です。
漢方では自律神経の乱れを肝の気の乱れと考えます。
肝が乱れると心、脾、肺、腎にまで影響を与え様々な症状が現れてきます。例えばじっと静かにしているのに動悸がする。これは肝の乱れが心に影響を及ぼしたことによって起こる症状であり、心と肝を改善しなければいけません。
この様に各臓器は相互に作用している為、ある臓器の乱れだけを治療すれば良いというわけではありません。起こっている症状の原因を探り治していく必要があります。
漢方の効果 自律神経失調症はこちら
[2021/12/04]