漢方の効果

50代男性(小平市)

会社でおこなった健康診断の結果、血糖値が基準値を大幅にこえていました。
薬をのむことは決まったのですが少しでもはやく数値を改善して薬をのまなくて良くなりたいので相談に来ました。

糖尿病が進行していくと腎臓や神経、血管障害などがおこっていきます。
症状の進行は少しづつですが気づいた時にはとりかえしがつかないこともあります。
血糖降下薬をのんでコントロール出来ているから安心と思う方もいるかもしれませんが、長い間飲んでいると徐々に効かなくなっていき薬の量が増えたり、強い薬に代わっていく場合があります。
心当たりがあるかたはすぐにでも改善を目指しましょう。
この方は運動療法、食事療法に加え漢方薬を服用していくことで三か月後には数値が基準値近くまでの改善がみられました。
同時に血圧も高値でしたが血糖と同様に低下しました。血糖でお悩みの方はご相談ください。

50代男性(小平市)
管理薬剤師 金子

30代男性(東大和市)

夜眠ることができなくて、仕事中にも眠くなることがあります。

ねつきは悪くないんですが、睡眠が浅いのかちょっとしたことですぐに目が覚めてしまいます。

そのせいか朝から疲れていることがあって寝起きもわるいです。

お話を詳しくうかがうと、

ご自身がおもわれている以上に自律神経が乱れており、眠っていても頭が興奮しているので休まらないという状態でした。

そのため緊張をほぐし気をめぐらせる効果のある漢方薬をもちいました。

夜ねる前に服用してから眠るとぐっすりとねむれ朝もスッキリとおきることができたとの事です。

最初は少し心配されていたのですが、漢方薬は処方箋が必要な睡眠薬とはちがいます。次の日に眠気をひきずることや退薬症候もないので安心してお飲みいただけます。

睡眠は質×時間です。長時間ねても睡眠の質がわるいと疲れが回復しません。

朝から疲れている方で夢を多くみている方はいませんか?

それは実は睡眠の質が悪いためよく眠れていないことが原因かもしれません。

夢を多くみることは不眠の一つの目安になり血虚体質の方に多いです。もしご自身でわからない場合はおきがるにご相談ください。

30代男性(東大和市)
管理薬剤師 金子

60代女性(国分寺市)

最近寒くなってきたせいか腰から足にかけて痛みが強くなっていて歩くのがつらいです。
椅子から立つときも痛むようになって台所仕事をするのも大変になってきました。
病院にも行ったんですが年齢からくるものだから治療は難しいといわれて、痛みを抑えるお薬だけしかもらえませんでした。

漢方には「不通則痛」(ふつうそくつう)という言葉がありこれは気や血が身体の中を巡っていないと痛みが出るという意味です。
この方は冷えや老化により足腰の血流が悪くなってしまったために、そこに停滞がおき痛みが発生しました。
そのため「紅花」や「丹参」といった血液の流れを改善する生薬を中心に「補腎薬」という生命エネルギーをおぎない老化の進行をおさえる漢方薬も同時に用いました。
補腎薬はいわゆるアンチエイジングの漢方薬であり、老化に伴う目や足腰、肌のおとろえ、骨や脳機能の低下を防ぐ働きがあります。
老化現象は誰にでも起こりますが漢方薬で若く健康な身体を取りもどし維持することはできます。

60代女性(国分寺市)
管理薬剤師 金子

50代女性(小平市)

最初は軽いふらつきだったんで気にしてなかったんですが、スーパーで買い物をしてる時に突然目がまわるような感じがして、立っていられなくて思わず座り込んでしまいました。

それからたびたびめまいがおこるようになって、怖くなって相談にきました。

お話をうかがっていくと血虚(血の不足)体質が根本にあり、そこに日々の忙しさやストレス、疲れが加わったことで、頭の中で水滞(水の流れがとどこおる)がおこり今回のような事がおこりました。

そのため身体の上部を中心に水の流れを整える漢方薬を使いめまいの症状を解決しました。

しかし、このままでは、再びめまいがおこる可能性があるため、本当の原因である血虚体質の改善をおこないました。

本来の体質である血虚の改善を行わないと、めまいだけでなく血虚によっておこる不眠や耳鳴りといったほかの症状もでやすくなります。

つまり、体質を改善することは、将来おこりうる可能性のある病気を予防することにもつながります。

50代女性(小平市)
管理薬剤師 金子

40代女性(小金井市)

最近生理がとぶことがあって年齢もあるししょうがないかなとは思ってたんですけど、徐々に身体があついって感じるようになってきて汗もすぐかいてしまいます。
寝汗もすごくて酷いときは途中で一回寝間着をかえたりもしてます。
イライラすることも増えた気がしていて困っています。

この方はホルモンバランスの変化によって精神の安定性がくずれたうえ、身体の熱の排出もうまくいっていない状態です。
そのため当帰や地黄といった生薬でホルモンバランスを整え、黄柏などの清熱薬で過剰な熱を冷ましました。
漢方を飲み始めてから徐々に身体のほてりが少なくなっていき、汗の量も減り以前とおなじ生活が送れるようになりました。
わたしたちの身体は常に同じわけではなく年齢とともに変化していきます。
むりを続けて取り返しがつかなくなる前に漢方で身体の中から年齢と体質にあったメンテナンスをおこないましょう。

40代女性(小金井市)
管理薬剤師 金子