漢方の効果
夜寝ていてもトイレにすぐ起きてしまって、日によりますけど2～3時間おきに目が覚めてトイレにいきたくなってしまいます。
眠りが浅いからトイレに起きるのか、トイレにいきたいから目が覚めるのかはわかりませんけど、もっとぐっすりと眠りたいです。
トイレから戻った後はすぐに眠りにつけることが多いですが朝起きた時にぐっすりとねた感じがしなくて・・・
腎の働きが低下し日中だけではうまく水分を排出できなく、たまった水をだすために夜ねているときまでトイレにいきたくなってしまうという状態です。
問診をしていくとこの方は腎の陽気が不足していたため、「補陽薬」をもちいることで腎の働きを正常にもどしていきました。
陽気が身体に補われたことで夜間尿だけでなく同時にお悩みであった「むくみ」や「冷え」も改善することが出来ました。
子供の頃から乾燥肌だったんですが最近は特にひどくなってきた気がします。
化粧水やクリームで保湿してるんですけどおいつきません。塗ってからしばらくするとまたすぐに乾燥してしまいます。
髪も昔に比べてパサついてツヤがなくなってきた気がして外からやっても間に合わないと思い、身体の中から改善したくてきました。
詳しく問診をおこなうと陰虚にくわえ瘀血がみられました。これは血液と津液（体液）が不足しているうえにめぐりが悪いため身体全体が乾燥しやすい体質です。
肌や髪、指さきがうるおう為には栄養豊富な血液と津液がすみずみまでしっかりとめぐっている必要があります。
そのため肌を質を向上させる補陰薬とめぐりを改善するための活血薬という漢方薬をあわせてもちいました。
漢方薬を飲みはじめてから3週間ほどでお化粧のノリがいい日が多くなって肌のキメも細かくなり、２ヶ月後に肌がうるおうようになり荒れが改善しただけでなく、便通や冷え性といった身体全体の調子がよくなったと喜びのお言葉をいただきました。
病院で慢性鼻炎といわれました。
治療するにはレーザー手術が1番といわれできたら手術はできたらしたくないので、漢方でなんとか出来ないかと思い相談にきました。
鼻の奥で慢性的に炎症がおこっている状態です。
鼻の奥の炎症をおさえ鼻の通りをよくするために、清熱作用と排膿作用のある漢方薬をもちいたところ、３ヶ月後には鼻で息ができるまでになりました。
慢性鼻炎だけでなく「慢性副鼻腔炎」なども鼻の奥で炎症がおこっており清熱、排膿作用のある漢方薬をもちいます。
これは「異病同治」といい病名ではなく証（症状と原因）で漢方薬をきめるためです。そのためご来店のさいはお時間をいただき症状を詳しくうかがわせていただきます。
3ヶ月たつのに咳が全然おさまりません。
最初は風邪からはじまったんですけど、今は熱ものどの痛みもないのに咳だけが続いてます。
病院のお薬は飲んでるんですけど止まらなくて、最近は咳のしすぎで胸のあたりが変な感じがします。あまり咳が続くと肺炎になる可能性があると病院で言われ、なんとかしたいと思いきました。
風邪によりおこった肺熱（肺が熱や炎症を持つこと）が抜けきらないことで肺が乾燥してしまっているうえに、喉のねんまくが少なくなりちょっとした刺激でもすぐに咳が出てしまうという状態です。
そのため肺の炎症をしずめてうるおし、喉の粘膜をもとに戻すための漢方薬をつかっていきます。
漢方薬を飲みはじめて2週間目には咳の回数が半分以下にまで減り、1ヶ月もたつ頃にはほとんどでなくなりました。またもとに戻るのは心配とのことで、本人の希望で2ヶ月ほどお飲みいただきました。
漢方薬は初めて飲むとのことで、こんなにスッキリと良くなるものなのかと驚かれていました。
普段はそこまで気にならないんですけど、まわりが静になると「ジー」っという音がきこえます。
テレビをみていると家族に「音がおおきいから少し音量小さくして」といわれることもあって、、、
病院にも行きましたけど老化からくるものだからしょうがないと言われてしまい漢方で何とかならないかと思い相談に来ました。
年齢が進むにつれて耳や目などはだれしもが衰えていきます。
これは仕方のないことではありますが、だからといって何もしないでいると残念なことに年齢とともに徐々に悪化していきます。
そういった場合どうするかというと「補腎薬」という漢方薬をもちい老化によって衰えてしまった部位に「気・血」をあたえ若返らせていきます。
補腎薬は耳鳴りや聴力の悪化を防ぐだけでなく、時間はかかりますが続けていく事で聴力の低下と耳鳴りを回復させることが可能です。