漢方ブログ
血流がわるいとココロも不安になる?
血液は心臓から送り出され、肺、脳、手足の末端といった全身にいきわたります。
そのさいに身体に必要な「栄養素」「酸素」「水分」を運び不要な老廃物は回収していきます。
血液の流れがわるいとこれらの働きがうまくいかずに「体温調節がうまくできない」「免疫力の低下」「気分の浮き沈みが激しくなる」
といった自律神経にも影響がでます。
では血液をサラサラにすれば大丈夫??
というとそういうわけではありません。
血液は、赤血球、白血球、血しょう、血小板などからできています。
これらが元気に働かなければ「栄養素」「酸素」「水分」をうまく運べません。
いくら道がきれいでも、運ぶための人(赤血球、白血球、血しょう、血小板)が弱っていたら荷物をもって遠くまではとどけるのは大変ですよね??
つまり漢方では血流をよくするというのは、血液の流れだけでなく「血液の質をよくする」ということも含まれています。
血液を元気にして身体全体に豊富な酸素や栄養素をとどけ、ホルモンの働きや脳の働きを良くし心と身体の健康を保つことが大切です。
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[2022/05/17]