新着情報
2025年度 富山漢方セミナー 遅延した風邪/咳に対する漢方治療
漢方治療における風邪症状の使い分けについて。
風邪に使用する漢方薬といっても代表的な葛根湯をはじめ、涼解楽、柴胡桂枝湯、参蘇飲、板藍根などあまたあります。
さらに胃腸をととのえ気力をだす補中益気湯も風邪の薬として使うこともあります。
なぜこのようにたくさんあるのかというと、症状や状態、発症期間などに応じ使い分ける必要があるからです。
その時々にあった漢方薬を選び使用することが大切となります。
この時期に多い咳に使用する漢方薬も同様に多岐にわたります。
咳と言えば麦門冬湯が有名ですが、本来はごく一部の咳に使用するものであり麦門冬湯で改善しない咳も沢山あります。
もし効能効果にかいてあるのに中々改善がみられない場合は、体質や体調にあっていない可能性があります。
[2025/10/07]