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10/25 第1回広島Web漢方セミナー参加 小児の漢方

中医学では 成長途上である小児は
• 純陽の体 ⇒ 基本的に「陽証」を呈しやすい
• 稚陰稚陽 ⇒ 陰陽両虚/予備力不足
• 二余(心・肝) 三不足(脾・肺・腎)

小児は大人と違い身体が未発達であるため、三不足といい脾・肺・腎が弱りやすい。
また純陽の体ともよばれ陽証(熱に関する症状)が起こりやすく二余である心・肝は過剰な症状がでやすい。

 

小児における起立性調節障害は脾胃を整え水の調節をつかさどる腎を改善することで改善がみられる。
めまいや頭痛といった症状においてもよく頭痛に使う漢方薬が効果を示さなかった場合でも、
根本の不足している脾胃を補い、過剰になっている肝を鎮めることで根本からの改善が可能である。

[2025/10/28]