漢方ブログ
不妊症相談 検査では異常が見当たらない
国立市 35歳女性
一年半以上妊活をおこなっているが妊娠できない。
病院の検査では特に異常はないとのこと。
検査結果の上では異常は見当たらない場合でも漢方の視点から見ていくと問題がある場合が多くあります。
この方は「血虚血お」という血液に元気がなく循環が悪いという体質でした。
そのため血液を元気にし子宮や卵巣を中心に巡らせる漢方薬を用いました。
しばらくは漢方を服用前に採卵した卵が残っていたため、それを用いて移植をおこないましたが結果はうまくいきませんでした。
卵がなくなったため3か月後に再び採卵をおこなったところ「採卵できた数とグレードが共に前回よりも高くなっていた」とのことでした。
一回目の移植は残念ながらうまくいきませんでしたが、6か月後の2回目の移植で陽性反応が確認でき心拍確認まで進むことが出来ました。
現在は不育症や流産防止対策のための「安胎薬という母子共に健康を守り発育を助け妊娠を安定させる漢方薬」を服用いただいています。
[2025/08/05]