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冬虫夏草(とうちゅうかそう)は免疫力を高め肺と腎を元気にしてくれる

陸上競技の馬軍団でご存じの方もいらっしゃるでしょうが、冬虫夏草とはキノコの一種です。
キノコとは言いますがコウモリガより生じるキノコのことを冬虫夏草とよびます。
日本ではサナギタケなどから生じたキノコも冬虫夏草とよばれていますが、中国ではコウモリガより生じたキノコのみを冬虫夏草(コルディセプス・シネンシス)と呼んでいます。
 

冬虫夏草の効果としては、中国書には滋補肺陰・益腎陽・補虚と書かれています。
簡単に説明しますと「免疫力を高め肺と腎を元気にしてくれる」という意味です。
そのため肺や腎臓に関係ある疾患である「肺がんや前立腺がん、喘息」といった病態と相性が良いです。
また抗がん剤使用後の後遺症の軽減によるQOLの向上や免疫力の向上に対しても有効性が認められるという近年の研究結果もあります。

現在愛徳薬局で取り扱っている冬虫夏草はコルディセプス・シネンシス(コウモリガより生じた冬虫夏草)のものとなております。

[2024/03/02]